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【書評】Amazon Web Services実践入門

AWSに関する本で2冊目に読みました。

全体的にAWSの概要をサクッと知るのに良い本だと思います。

向いている人

  • インフラの知識が一通りあり、AWSの全体像を短時間でおさえたい人

書かれていること

AWSにおける基本的な機能である、VPC、サブネット、ルートテーブル、EC2、NATなどの知識が一通り学べます。

内容は章ごとに分かれていて、EC2、VPC、Route53、S3、CloudFront、RDS、ELB、AutoScaling、CloudWatch、Billingからなります。

各章は機能の概要とGUIでの操作手順、CLIでの操作手順について一通り説明されています。

ただし、発行されたのが2015年なので所々情報が古いところがあるので、その点は注意する必要があります。(例:RDSは起動と削除しか出来ず停止が出来ない、など)

特にCLIなんかは結構仕様が変わりやすいので、正確な情報は公式のリファレンスを見た方がよいですね。自分はCLIの部分はほぼ読み飛ばしてしまいました。

書かれていないこと

インフラの知識がある程度あることが前提になっているので、サブネットって何?とかDNSってどういう仕組みになってるの?みたいなことは説明されません。

また、実際の利用を前提とした設計パターンのようなものもあまり触れられていないので、そういったことを知りたい人は別の書籍をあたるほうがよいです。

まとめ

AWSの全体像をさくっと知りたい、という人にはよくまとまっていていい本だと思います。

出来れば最新の情報にアップデートした版も出して欲しいところですね。

まあ、クラウドの世界は進歩が早いから最新の情報を知るには公式を当たるほうが手っ取り早いですが、そのための基礎知識をつける意味でもいい本だと思いました。


【書評】Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

インフラエンジニアとして、AWSくらいちゃんと触れるようになっておこうかなあと思って手に取った一冊。

結果として、とりあえずAWSで簡単な環境を作って動かしてみるという目的にぴったりな一冊でした。

向いている人

  • インフラの知識が少ないフロントエンジニアでAWSを触ってみたい人
  • オンプレミスでの経験があるインフラエンジニアでこれからAWSに取り組もうとしている人

書かれていること

AWSにおける基本的な機能である、VPC、サブネット、ルートテーブル、EC2、NATなどの知識が一通り学べます。

流れとしては、VPC内にパブリック用サブネットとプライベート用サブネット作成し、それぞれにWEBサーバとDBサーバのノードを構築。

WEBサーバにApache、DBサーバにはMySQLをインストールして、最終的にはWordpressの環境を構築してインターネットに公開するまでが行えます。

ハンズオン形式になっていて、作業自体は半日もあれば終わってしまうと思います。

所々に、TCP/IPやDNSといったインフラ周りの説明も盛り込まれていますが、インフラの知識が少ないフロントエンジニア向けの内容なので、既にわかっているというインフラエンジニアの方であれば読み飛ばして問題無いと思います。

全体通してAWSの無料枠で試せる内容になっているので、まさに初めてAWSを触ってみるといった人にお勧めできる本です。

書かれていないこと

実際にシステムを運用する上で必要になるパフォーマンスや構成の考え方、ELB、Route53、VPNなどの話は書かれていません。

なので、実践でAWSを活用するためには本書で得た知識を元に追加で勉強が必要になると思います。

まとめ

個人的にはとりあえずAWS触ってみたい、という目的には非常にあった本だったと思います。

また、本書の内容とは直接関係ないですが、クラウドになることで、これまでのようにサーバ、ネットワークなど個々の専門家といった区切りでは無く、インフラ全体の知識が求められるようになると感じました。